1日の流れ
厩務員の一日
相川トレーニングセンターの厩務員の一日の流れを掲載いたします。また、以下の流れは研修期間を終え一定の仕事量をお任せしている厩務員の作業内容をベースにしております。入社してすぐにこの様に働いて欲しいと言う訳ではなく、しっかりとした研修プログラムを経て、経験を沢山積んで徐々に厩務員として成長して頂ければと思っておりますので、参考程度にご覧下さい。
①馬の体調管理

調教の開始時間に合わせて、事前に馬の準備を開始します。馬の体調チェックし、馬房の掃除や装具をつけ準備を始めます。朝のトレーニングを始める前にケガなどが起きない様に馬の状態を念入りにチェックし、馬の身体に付いた汚れなどを丁寧にブラッシングするなどの手入れを行っていきます。
②準備運動

トレーニング前に準備運動を行っていきます。厩舎馬房内であまり身体を動かしていな状態の為、まずは厩舎横に設置してあるウォーキングマシンで、歩行を行い徐々に体の体温を上げて運動を行っていきます。マシンで30分から1時間、運動を行い、それから競走馬場で調教を行う準備をします。
③トレーニング

準備運動まで完了すると、トレーニング(調教)が始まります。調教師、騎手、馬に乗れる、スタッフが競走馬にまたがりコースを走行し競走馬がレースに走れる為の筋力や、心肺機能のトレーニングを行っていきます。ダク(速足)から始めて、キャンター(駆足)、ギャロップ(襲歩)へと馬に合わせて徐々にスピードを上げていきます。馬の状態、能力に合わせて、トレーニングメニューを考えております。
④再手入れ

トレーニングが終了しましたら、まずは、クールダウンの運動で呼吸速度を平常に戻します。その後、馬に怪我がないか、蹄鉄が外れてないかなど馬体に異常がないか確認していきます。再度入念に手入れを行い、トレーニング後の疲れた身体を癒してあげます。
⑤餌やり

手入れの後は飼い葉付け(餌やり)をして午前中の仕事は終わりです。十分に水分補給させ、身体の筋肉を作る大切な栄養素であるタンパク質や食物繊維、カルシュウムやミネラルを程よく与え、強靭な肉体を作り上げていきます。餌やりもトレーニングと同じく重要な仕事です。
⑥休憩

相川トレーニングセンターでは夏時間はAM9:30、冬時間はAM11:00には午前中の作業を終え、14:00まで自由時間です。お昼の時間に自室に戻り身体を休めるも良し、普段できない作業に勤しむも良し、気晴らしに遊びに行くもよし、自由に過ごしていただけます。お昼の休憩時間が一般的な会社よりも長いため、この時間でライフワークバランスを整えて頂けると思います。
⑦午後のお仕事(14:00~16:00)

14:00に厩舎に戻り、厩舎の掃除、ブラッシング等のお手入れを行い、馬に夜ご飯を与えて一日のお仕事は終了です。心を込めてこれらの業務に取り組む事で、自然と馬との信頼関係が出来上がっていきます。本気で取り組めば取り組むほど、面白い仕事です。馬は私たちに対する愛情表現と感動の走りで何倍にも返してくれます。
勤務時間外のお仕事
厩務員の1日のスケジュールはほぼ決まっていますが、生き物を扱う仕事ですので、以下のように勤務時間外の仕事もあります。
交代宿直

交代制で宿直として厩舎に泊まり込み、夜の飼い葉を変えたり、馬に異常がないか見回る仕事も行います。もしも馬に異変があった場合は、すぐに獣医を呼び、厩務員ができる範囲内で応急処置をします。その後の看護が必要であればしっかり様子を見てあげるのも厩務員の大切な仕事になります。当たり前ですが、私たちのお世話する馬は生き物ですので、我が子同然に愛情を注いでいます。
レース開催日

レース開催日には馬を競馬場まで連れて行き、レースに備え馬の準備を行っていきます。担当馬がレースに出場する際には、輸送するため調教時間が早まりますので馬の準備を早めて行います。相川トレーニングセンターでは厩務員が一つひとつのレースにチームとして全力で挑み、厩務員同士が協力し合いながら担当馬が勝つ為の戦略を立てています。